肩こりと握り方の話
普段自分が物をつかむ時にどうやって握っているか。考えたことってありますか?
握り方のせいで肩に力が入ってしまう。
握り方のせいで力んで疲れてしまう。
そんな繰り返しで気が付けば肩こり・・・・
なんていう悪循環の方もおられるのではないでしょうか。
ビンの蓋を開けたり、物をつかんだりするとき、ふつうは1枚目の写真のような持ち方ではないかと思います。
人差し指、中指、親指に力を入れて握るやりかたです。
でも、この握り方って、実はしっかりとものを握りにくいのです。
指に力を入れれば入れるほど手のひらは開いてしまいます。
すると、握り自体が安定しない、力が伝わりにくい。
さらに、肩に力が入り、体が固まってしまう・・・・・
ではどうするか!!
答えは簡単。
「人差し指を抜く」
人差し指を立てるといった方が分かりやすいかもしれませんね!これだけです。
人差し指を立て、小指と薬指で握るように意識します。
すると、手のひらは閉じ(対象物と密着)、しっかりと安定して対象物に力が確実に伝わります。
2枚目の写真が、人差し指を抜いた握り方です。
人差し指を抜いた握り方は、肩に力が入りにくく、肩が自由な状態。普段からこの握り方にすると、今までは肩に力が入っていた動作が改善され肩に負担がかかりにくくなると思います。
私自身も、人差し指を抜く握り方を意識しだしてから肩こりが減ったと思います。
皆さんもぜひ自分の物の握り方、意識してみてください。
肩が凝る持ち方
肩が凝らない持ち方